一般社団法人
東京奈良県人会

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沿革・概要

沿革
~130年の歩み~

東京奈良県人会のはじまり

時を遡ること1893(明治26)年、法学者で国内における国際法の先駆者である山田三良(やまださぶろう)氏の提唱により、「東京大和会」として発足しました。
山田氏は1869(明治2)年に、現在の高市郡高取町で生まれました。東京大学法学部長、日本学士院長、貴族院議員などを歴任し、当会初代会長を務めました。東京・神田に学士会館を創立し理事長を務めた関係で、学士会館内には胸像が置かれています。

歴代の会長(敬称略)

この130年間に8名の会長が代を継ぐことで、当会の活動を継続してきました。

初代 1893(明治26)年 山田三良(法学者/高取町)
二代 1962(昭和37)年 木村篤太郎(政治家、初代法務大臣/五條町)
三代 1983(昭和58)年 杉本一幸(杉本教育財団など/大淀町)
四代 1986(昭和61)年 木村剛輔(政治家/木村篤太郎の嫡男)
五代 1995(平成7)年 西与吏郎(十津川村)
六代 1998(平成10)年 秋山利郎(事業家・東洋製罐/橿原市)
七代 2003(平成15)年 西与吏郎(十津川村)
八代 2016(平成28)年 柗本俊洋(JESCOホールディングス創業者/吉野町)
九代 2024(令和6)年 植嶋平治(現会長、生駒市)
130年間の主な出来事
1893(明治26)年 東京大和会発足
1962(昭和37)年 東京奈良県人会に改称
1978(昭和53)年 東京奈良県人会基金設立
1983(昭和58)年 奈良県東京事務所へ事務局を移設
1985(昭和60)年 会報「東京奈良県人会だより」創刊
1986(昭和61)年 第1回郷土訪問旅行実施
1993(平成5) 年 創立100周年記念事業開催@ホテルフジタ奈良
1998(平成10)年 第1回文化交流会開催
2003(平成15)年 創立110周年記念事業開催@学士会館(神田)
2012(平成24)年 第1回奈良県人会全国大会開催@奈良ロイヤルホテル
2013(平成25)年 若手の会発足 奈良フェスタ開催 @上野公園(若手の会主催)
2014(平成26)年 一般社団法人に改組
2017(平成29)年 1月 第2回奈良県人会全国大会開催@ホテル日航奈良/9月 理事会蓼科研修会開催
2020(令和2)年 奈良県出身力士、徳勝龍関幕内優勝祝勝会開催@奈良まほろば館(日本橋)
2021(令和3)年 リニューアルした奈良まほろば館(新橋)にソファベンチ寄贈
2023(令和5)年 第3回奈良県人会全国大会開催@奈良県コンベンションセンター
2024(令和6)年 創立130周年記念事業開催@NB CLUB(銀座)
130周年記念事業・東京奈良県人会の歌「まほろばのうた」の制作(2023年度)

130周年を記念して県人会の歌を制作。作曲は当会会員の作曲家でドラマーの平井景さんに依頼、歌詞は有志で実施したワークショップをベースに平井さんが構成し、構想から1年をかけて完成しました。
2024年1月に開催した創立130周年記念新年祝賀会にて初披露しました。
歌詞はこちら

これからの歩み

当会は、首都圏に暮らす奈良県出身者やゆかりの人が互いに支え合うネットワークとして、日本の激しい社会変化の中で130年間続いてきました。先人たちの奈良を思う気持ちが連綿と連なり、未曾有のコロナ禍を乗り越え、活動を継続しております。交流のありようが多様になる中、奈良出身者だけでなく奈良を愛する人がつながり集う場として活動していきます。

概要

名称 一般社団法人東京奈良県人会
(英語表記)The Nara Furusato Society of Tokyo Inc.
設立 1893(明治26)年10月
所在地 東京都千代田区平河町2-6-3 都道府県会館9階 奈良県東京事務所内
電話番号 03-5210-2838
県人会のあゆみ 県人会のあゆみ
定款 定款
役員について
【名誉顧問】
山下 真(奈良県知事)/西 与吏郎(7代会長)
【顧問】
木村 忠夫(前副会長)/五味原 康(前副会長)/上田 定博(前監事)/中村 陽子(前副会長)
【会長】
植嶋 平治
【副会長】
吉村 浄祐/別所 史
【理事】
伊藤 あすか/齋藤 宗孝/阪本 澄/作本 宜之/関田 信之/辰己 昌良/松本 昌之/森岡 千里/矢部 創
【監事】
菅野谷 信宏/鳥居 富美江(前副会長)
年間行事
  • 1月 賀詞交歓会
  • 6月 定時社員総会
  • 9月 文化交流会
  • 11月 ふるさと奈良の集い
  • 理事会:毎月1回開催
当会の下部組織である「若手の会」は、年3~4回の例会を実施しています。

会長挨拶

東京奈良県人会にようこそ

植嶋会長
東京奈良県人会会長
植嶋平治

 私たち一般社団法人東京奈良県人会は、1893年(明治26年)奈良県高取町出身で日本学士院院長の山田三良氏の呼びかけにより、東京で仕事や学業に励む郷土出身者の相互扶助を目的に結成されました。 130年の歴史を有する在京で最古の県人会の一つで、現在約350名の会員を擁し、会員交流の場として親しまれています。
年間の主な事業としては、総会、文化交流会、新年会の開催を実施しております。今後はこれらに加え、SNSを使ったオンラインイベントの開催なども検討してまいります。昨今、ソフトな繋がりで新たな絆を求める同郷出身者の会「同郷アルムナイ」に注目が集まっておりますので、ホームページのリニューアルに伴い、このような流れにお応えできる体制づくりにも新たに取り組んでまいります。
また、創設130周年を記念して制作した東京奈良県人会の歌「まほろばのうた」は、会員の故郷奈良への想いをアンケートで集め、それを紡いだ歌詞に奈良市出身のドラマーで作曲家の平井景さんに曲をつけていただきました。これからの当会活動の愛唱歌としてより皆さんに親しんでいただくため、YouTubeでの無料配信を行います。詳しくは随時、皆さんにお伝えしてまいりますので、ぜひ広く口ずさんでいただければ幸いです。
これからも会員の皆さんのご要望にお応えするため、役員一同活動してまいる所存ですので、より一層のご支援、ご愛顧をお願いいたします。

東京奈良県人会130周年記念歌
「まほろばのうた」

作詞:東京奈良県人会/作曲:平井 景

願いを込めて飛び込んだ 大仏さまの 柱穴 ( はしらあな )
風のまにまに ひびく 鐘の ( ) 抜け出せた光の先へ

未来が見えた 夕暮れ BONCHI ( 盆地 )
鹿と帰ったやまと路 ヤマトミチ!

ここは東京 離れていても
まほろば奈良は花盛り ハナザカリ!

春日 ( かすが ) 天空 ( そら ) を ふりさけ見れば
人が集まり ( うた ) 盛り ウタザカリ!

千年前から変わらない 千年先まで続く道よ

夢を ( いだ ) いて飛び出した 吉野の桜 背で眺め
( みね ) はくねくね ( とばり ) 落ちても ついておいでと ヤタガラス

未来が見えた 広がる DAICHI ( 大地 )
ともに歩いた やまと路 ヤマトミチ!

ここは東京 離れていても
まほろば奈良は 花盛り ハナザカリ!

気高き ( けだかき ) 山を ふりさけ見れば
ひかり集まり 星盛り ホシザカリ!

千年前から変わらない 千年先まで続く道よ

広い世界へ飛ぶ鳥 ASUKA! 千年分の祈りよ届け
争いごとは やまないけれど あきらめないよ YAMATOJIN ( 大和人 ) !

MIRAI ( 将来 ) を見てる 歩みつづける
語り明かしてあしたへと アシタヘト!

ここは東京 離れていても
まほろば奈良は 花盛り ハナザカリ!

シルクロード ふりさけ見れば
人が ( ) となりて 青丹よし アヲニヨシ!

千年前から変わらない 千年先まで続く道よ

関連リンク

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